『政府・与党は郵政事業の見直しで、
郵便貯金の預入限度額(1千万円)を3千万円に引き上げる案を軸に調整する。
郵貯マネーの流出に歯止めをかけ、運用益を増やす狙いだ。
日本郵政グループの雇用では非正規社員の正社員への登用拡大を求める。
政府による日本郵政への出資比率を巡っては与党内の意見がなお割れており、8日に開く政策会議などでさらに議論する。
政府・与党内には郵貯の預入限度額を広げて顧客の利便性を高めるとともに、資金を運用して得られる利益を増やして全国で金融サービスを展開する原資を確保したいとの思惑がある。
国債中心の運用も見直し、地方債の購入や地域金融機関との協調融資などを通じて地方に還元する方針だ。』
<NIKKEI NET>
<<今日の雑学>>
【海苔(のり)の裏表】
『日本独特の保存食品である海苔は、江戸時代から浅草付近で採取されて市販されていた。
海苔には海水産と淡水産がある。
海水産の代表が浅草海苔で「浅草海苔巻き」は1787年に江戸の寿司店が考案したとか。
さて、ものにはたいてい表と裏がある。
たとえば、日本刀は腰に差した時に外側になるほうが表で、包丁は右手でものを切る時に外側になるほうが表。
では海苔はというと、表面に光沢が少なくざらざらしているほうが表。
海苔は浅草海苔や青海苔を細かく刻んでから適当な濃さに淡水に溶かしたものを簀(す)の上に置いて、天火で2~3日干しあげて作る。
この際、表のほうを充分に乾かしてから裏も乾かす。
そのため、長く簀に接して、直射日光にあたる時間が短い裏のほうがつるつるでよく光ることになる。』
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